大山百合香 - 夏のしずく 7月25日発売 聞いてみた

rice632007-07-29

彼女の声が好き。
中高音の優しい声、切なそうな高音は、島唄を思せるかすかな震えがある。
沖永良部の澄んだ海と空を感じさせる声に包まれていると、なんか落ち着きます。

沖縄や奄美出身のアーティストのカバーが、彼女にかかると自分のオリジナルのようにはまってました。
前作「桜色」は、アイドル系?な、PVに、ちょっと戸惑いましたが、今回の「夏のしずく」は、ギターの優しいアルペジオと、広がりと力強さを感じさせるキーボードが、彼女の透明な声を支えます。

あんまり、既成の売り方でなく、彼女の澄んだイメージを生かしたものにしてほしいな。



1984年5月20日生まれ(22歳)

青い海、青い空に囲まれた隆起珊瑚礁の島、奄美群島沖永良部島出身。
伝統的に歌が根づき、音楽好きな人びとが多い島で幼いころから日常的に音楽と触れ合って育つ。
やがて高校の音楽科へと進学した彼女は本格的に歌をうたいたいという意志を固め、東京の音楽専門学校ボーカル科へ入学。
そして05年、4月。卒業を機にシングル「海の青 空の青」をリリース、ボーカリストとしての活動をスタートした。同年8月にはセカンド・シングル「ブーゲンビレア」をリリース。
06年4月12日リリース「星の歴史」では、「海の青 空の青」にカップリングされた「あなたに」以来二度目のMONGOL800のカヴァー楽曲「小さな恋のうた」を収録。アイリッシュ風なアレンジに胡弓のオブリガードが絡み、多彩な魅力を持つ作品に華を添えている。
天性のしなやかさと透明感を有し、島を思わせるような自然風景を映し出すその歌声で、心地よい優しさに満ちた美しい歌をうたうシンガー。