ANATAKIKOU - 雨がやんだら ９月５日発売 聞いてみた

温かい生の楽器の音が心地よい。優しさあふれるフォーク調の声。流れるようなさびのメロディ。
その歌詞も、７０年代「かぐや姫」が歌ったような、若者の日常が、切なく語られています。
「雨がやんだら、きっと、君はここを出て行くんだろう」
この歌い出しにやられちゃいました。
「決意」や「励まし」の歌が、たくさん歌われるこの頃、そんなに、肩いからせなくてもいいよと思うことも・・・自分の「体験」を語りかけるように歌う、こんな歌が新鮮。

「個人的な体験」を、「フィクション」として普遍化することが、「創作」だとすれば、この歌は、それに成功していると思います。

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《 ANATAKIKOU 》
北條真規(Vo&G) 松浦正樹(Vo&G) 藤井寿光(Dr)
2001年結成。2002年、インディーズ デビュー。３枚のシングル、アルバム２枚をリリースした。
2005年7月2nd Album『Gradation’12』リリース。リード楽曲「リリー」が多くのメディアでOAされる！全国キャンペーン＆ツアーを経て秋のワンマンライブは心斎橋クアトロ＆下北沢QUEでソールドアウト。
2006年、8月にメジャーシングル『シンデレラ』(TBSテレビ系「CDTV」8月のエンディング曲)発売。アルバム、『Message Pie』を発表後、今回は満を持してのセカンドシングルをリリース！