斉藤和義 - 愛に来て 10月1日 配信聞いた。

UHA味覚糖 e-maのど飴」イメージソングとして、「愛に来て」が、話題になっている斉藤和義
軽い感じの歌声と、聞かせる歌詞。アコギのストロークに控えめのリズムセッション。ツインギターのリフが気持ちいい。
懐かしのフォークロック思わせます。
「愛に来て」(会いに来てと、掛詞?)とうたうサビが、まっすぐでいいな。



66年生まれの自称・歌うたい(時に"ドラマー"と宣言することも)。93年「僕の見たビートルズはTVの中」で、デビューを果たす。
斉藤和義といえば、生ギターの弾き語りスタイル(及びそれにバックをつけたオーソドックスだが、メロディを際立てた構成力)/飄々とぶっきらぼうなヴォーカル/極上のぬくいメロディ/そして日常を引き寄り自在なアングルで捉えた詞世界――がすぐさま思い浮かぶ。本人は「歌詞を書くのはあまり好きじゃない」と公言しているが、その押しつけがましさゼロの言語感覚にノックアウトされた諸氏は大多数にのぼるはず。
また、作品には「ダルなムード」と脱力感が漂うが、それが聴き手のキモチを妙にほっこりさせ、不思議な吸引力と色気になっている。この辺りが、強力な女性ファンを掌握しているゆえんだろう。また、サウンド・メイカーとしての才能は、『ポンキッキーズ』に挿入された「歩いて帰ろう」、マスターピースと呼ぶべき「進めなまけもの」「歌うたいのバラッド」といったナンバーで早くから実証済である。