平成27年5月の地殻変動 箱根は、小さな伸び?

国土地理院地理地殻活動研究センターのツイッターを見ていたら、
https://twitter.com/GSI_Research

》2015年4月下旬〜2015年5月下旬の1ヶ月間、電子基準点等のGNSS連続観測網(GEONET)の観測結果から求めた地殻変動を公表しました。
東北地方太平洋沖地震後の余効変動が東日本の広い範囲で見られます。

とあるので、国土地理のHPを見てみたら、
箱根だけ、変な動きがハッキリとみられるじゃありませんか!!

平成27年5月の地殻変動について  【地理院ホーム > 報道発表資料(2015年)】
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2015-goudou0608.html

•別紙4 関東・中部地方 [PDF形式:220KB]
http://www.gsi.go.jp/common/000103988.pdf

明らかに、箱根を中心に、地殻が広がっています。
これは、通常の状態では、ないでしょう!?

これについての国土地理院のコメントは、
箱根山を挟む基線では、2015年4月下旬から小さな伸びが見られます。」

一方、
阿蘇山周辺の基線で2014年1月頃から伸びの傾向が見られます。(別紙16)
桜島島内の基線では、2014年7月頃から停滞またはわずかな縮みの傾向が見られていましたが、2015年1月上旬頃から伸びの傾向が見られます。鹿児島(錦江)湾を挟む一部の基線で見られた長期的な伸びの傾向は、2013年6月頃からほぼ停滞していましたが、2015年1月上旬頃から伸びの傾向が見られます。(別紙18)

とコメントされている、2つの火山の伸びは、箱根ほどハッキリ見えないようなんだが・・・
•別紙6 九州地方 [PDF形式:379KB]
http://www.gsi.go.jp/common/000103990.pdf

学問的には、このコメントでよいのよいのだろうか?

《自己解決》

箱根は、「小さな伸び」
阿蘇桜島は、「伸びの傾向」 でした。 (-_-;)

いずれにしても、火山活動による地殻変動は、箱根が、最も顕著ということには、変わりはないです。