加藤ミリヤ - My Girl feat. COLOR 5月30日発売、聞いてみた。

1988年生まれの18歳
2003年、レゲエディスコロッカーズのアルバムの1曲にゲストボーカルとして参加。04年にシングルデビュー。
原宿にある女子中高生に人気のショップで、服のデザインも手掛たり、
ラジオでパーソナリティを務めたりと音楽以外でも活躍し、女子高生のカリスマ(!)と呼ばれたりしてましたが、私の中では、倖田來未とかぶってて、彼女が、ファッション、サウンドとも、欲望のごった煮路線で、貪欲に取り入れているのに比べ、いい歌も歌っているけど、インパクトにかけるおとなしい印象。

今年2月、シングル「Eyes on you」が、映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」の主題歌に抜擢され、この曲の出来もよかった。

「My Girl」は、聞いていて、楽しくしてくれる曲に仕上がってます。
曲は、ザ・テンプテーションズ(The Temptations)の1965年の名曲だし、それを、モータウンのソウル風から、ちょっとウェストコースト風の軽やかなサウンドにのせてます。本人も楽しく歌ってるのが伝わってきて、聞いているほうもウキウキさせられます。

「新しいこと」や「自分らしいこと」にこだわって、音をいじりすぎてしまいがちなアーティストとしての自負に、まず、自分が楽しむっていう気持ちを蘇らせる、彼女の音楽活動の転機になる曲になるんじゃないかな。
(でも、くれぐれもシリーズ化して、お金儲けしようと思わないようにね)